レーシックの成功率は99%というふうに言われています。
そのため、失敗率は1%程度ということができるでしょう。
そのため、レーシックは成功率がとても高く安全な手術であるというふうに言うことができます。
レーシックは1998年から日本でも導入されるようになった新しい技術ですから、興味はあっても手術を実際に受けるのは不安と感じている方もいるかもしれません。
しかし、実際には成功率がうんと高い手術ですし、手術に失敗して失明してしまうというようなこともありません。
ただし、注意が必要なのは、自分にとって適切な視力矯正ができるようにしてもらわなければいけないということです。
レーシックの手術で問題になっているのが、過矯正ということです。
これはその言葉通り矯正し過ぎてしまうということです。
つまり、視力を良くし過ぎてしまうのです。
レーシックで良くできる視力は遠方視力といって遠くを見るための視力です。
そのため近視が改善するわけですが、あまりにも遠方視力を良くし過ぎると、今度は遠視気味になってしまうという問題が発生します。
遠視気味になってしまうと、手元のものが見えづらくなってしまいますので、過矯正によって老眼鏡が必要になってしまったという方も中にはいるのです。
また、40代くらいでレーシックを行う場合には、老眼ということを視野に入れて少し近視を残しておくということも必要になってきます。
レーシックを行うとできるだけ視力をあげたいと思う方もいるかもしれませんが、視力が良いからといって必ずしも便利になるというわけではありません。
自分のライフスタイルや年齢によっては若干近視気味くらいの方が良いということもあるのです。
大切なことは、事前に行われる適応検査の際に、医師とよく相談をして自分にとって最も合った視力にしてもらうということです。
レーシックの技術はどんどん向上していますから、より自分に合ったレーシックができるようにすることが大切と言えるでしょう。
こちらにレーシックの成功事例と失敗事例がいくつか紹介されていますのでご覧ください。