視力回復術

レーシックで過矯正になった視力

レーシックで成功というと、より良い視力が出ることだというふうに考える方が多いかもしれません。
しかし、実際にはそうとも言い切れないのです。
レーシックで時折問題になることに過矯正ということがあります。
これは読んで字の如く矯正のし過ぎということです。
視力矯正はすればするほど視力が良くなります。

しかし、実は視力が単に良ければそれでよく見えるようになるのかというと、そういうわけではありません。
視力1.0とか1.5とか、そういった数字は遠くのものをどれだけ見ることができるのかということを表しています。
つまり、1.0の方が1.5よりもより遠くのものをよく見ることができるということなのです。
しかし、現在の私たちの生活を見てみると、遠くのものよりも近くのものを見ることの方が多いという方がほとんどではないでしょうか。

例えばパソコンやスマートフォンを扱う時や読書をする時などは手元の近い場所を見ていることが多いですよね。
デスクワークをしていたり勉強をする学生などはどうしても近くのものを見ることが多くなっているのです。
そうした場合、視力が良くて遠くのものがよく見えるという方の場合、近くを見る時には水晶体というところをより厚く調整して見るようにしなければいけません。
これを長時間行うことは非常に目に負担がかかるので、視力が良い人ほど眼精疲労になってしまいやすいと言うことができます。

ですから、軽度の近視というような場合には、むしろ現代社会では手元を見るのにとても見やすい目をしているというふうに言うこともできます。
視力と言って普通計測されるのは遠方視力のことで、レーシックでより良くできるのもこれのみです。
しかし、視力には他にもいくつかの要素があって、近方視力・深視力・動体視力・暗視力などがそうです。
こうした視力がバランス良く機能することでどんな状態でも見えるように目が働いてくれているのです。
ですから、単に遠方視力を高めることだけに重点を置くというのではなくて、こうしたバランスを考えてレーシックを行うことがとても大切になってきます。


最適な視力
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