レーシックは角膜にフラップと呼ばれるフタを作り、それをめくってからレーザーで角膜を削り、最後にフラップを閉じることで視力矯正が行われます。
手術後には裸眼で見えるようになるため、メガネやコンタクトレンズを長年使用してきた方の中には、レーシックの手術を行って良い視力を手に入れたいと考えている方も多いことでしょう。
そんなレーシックの技術は日々進歩しています。
日本に導入されたのは1998年ですが、当時と比較すると格段にその技術は進み、尚且つ価格的にもリーズナブルになってきています。
最近では、角膜が比較的薄く以前であれば手術ができなかったというような方の場合にもレーシックが可能になってきているレーシックもありますし、乱視気味という方の場合にも手術ができるようなものもあります。
最新のレーシックというと、イントラレーシックというものがあげられます。
イントラレーシックの場合には、フラップの作成もその後の角膜を削るという行程も、全てがコンピュータ制御によって行われます。
そのため、フラップの断面はよりなめらかに仕上がりますし、角膜の照射という点でもまず間違いがありません。
しかもフラップ自体の強度も従来のレーシックより高まるので、安定感もぐっと良くなっています。
また、術後の合併症などの様々な症状も、従来のレーシックと比較するとイントラレーシックの方が出づらいようです。
ドライアイも角膜への負担が少なくなる分発生しづらいようですし、夜間に光が見えづらくなるハロー現象もフラップがなめらかに仕上がることによって起こりづらくなっています。
レーシックはレーザーを使用して行われる手術のため、その機械の進歩によって安全度合いが全く違ってくるのです。
そのため、現在は日本にレーシックが導入された当時とは比較にならないほど安全にしかもリーズナブルに手術を受けることができるようになってきています。
ただし、手術前にはレーシックについての正しい知識をある程度知った上で検討することが大切です。