レーシックはレーザーで角膜を削ることで視力矯正をするという手術方法ですが、この手術を受けようという場合には、まずはある程度レーシックについて知っているということがとても大切になってきます。
なぜかというと、レーシックは必ずしも良いことだけがあるというわけではなく、リスクも伴うものだからです。
まず知っておきたいのは過矯正ということです。
レーシックをして視力を良くするのだからより良い視力になるように調整したいと思うのは当然のことかもしれません。
しかし、だからといって過度に視力を高くするというのは良い方法とは言えません。
それはなぜかというと、視力はバランスが大切だからです。
学校などで通常行われる視力検査ではかっている視力は遠方視力と呼ばれるものです。
そしてレーシックで改善できるのもこの遠方視力のみです。
しかし、視力はそれだけでなく、近方視力・暗視力・動体視力など様々なもので構成されているのです。
そのため、どれか1つだけを良くしたとしても、全体のバランスが悪い場合には不具合が出てしまう可能性があるのです。
こうした状態を過矯正と呼びます。
過矯正による不具合はドライアイや頭痛などが代表的ですが、その他にも様々なものがあります。
しかもそれは軽度の場合もありますが、日常生活に支障をきたすほどの場合もあるのです。
レーシックは角膜を削ってしまうという手術方法ですので、一度行ってしまうとそれを元に戻すことは不可能です。
また、レーシックによって引き起こされた不具合というのも、なかなか根本的な治療というのが難しく長年悩み続けているという方もいるのです。
もちろんレーシックを受けた人が全てそうした症状に悩まされるとは限りませんし、そもそもレーシックの成功率は99%とも言われています。
しかし、リスクのあるものであるということを知っておくということはとても大切なことです。
そもそもレーシックとはどういったことかということもある程度は知っておかなければ、正しい選択をすること自体が難しくなってしまいます。
そのため、手術を受ける前にきちんと知っておくということはとても大切なことと言えます。
こちらにコンタクトレンズよりもレーシックが良いところにつて載っているので参考にしてください。